コリンの働きとサプリメント一覧
90粒(ソフトジェル)※約45〜90日
アセチル・コリンを作り出すあたまの栄養源
60粒(カプセル)※約30〜60日分
協和発酵バイオ生まれのシチコリンで冴えた毎日
●生体内物質の原料になる
コリンは、細胞膜を作る糖質のレシチン、神経細胞の興奮や制御を他の神経細胞に伝えるアセチルコリンなどが体内で生成されるときに材料になる重要な成分です。
レシチンは、血管に負担をかけるコレステロール値を下げて、血流の悪化や動脈硬化を防ぐ働きがあります。また、肝臓に脂肪が蓄積されるのを抑制させて脂肪肝を予防する働きもあり、レシチンの一種であるフォスファチジルコリンは、美容外科で脂肪溶解注射の主成分として用いられています。
そして神経伝達物質であるアセチルコリンには、副交感神経に働きかける作用があり、血管を拡張させて血圧を下げたり、脳の働きを高めて記憶力や学習意欲を向上させたりといった効果も期待されています。
とくに卵黄に含まれるコリンは、ビタミンB12と一緒に摂ることによって、脳機能の改善やアルツハイマー病の予防効果が期待できると注目されています。
●抗コリン薬は喘息への効果が期待できる?
コリンは高血圧の予防、脂肪肝の予防、コレステロール値の正常化の効果が認められ、さらに体内に入ってレシチンの材料になり、アルツハイマー認知症の予防、動脈硬化の予防、肝臓機能の向上、糖質の代謝の活発化、美肌効果も期待できることから、薬剤やサプリに含有されています。
また喘息とコリンには密接な関係にあり、喘息治療に抗コリン薬が用いられることもあります。
副交感神経を刺激するアセチルコリンの働きを抑制することによって気管支を拡張させて、咳や息苦しさを緩和させます。
●コリンを多く含む食品
コリンはレバー、卵、牛肉、豚肉、大豆に多く含まれています。良質のタンパク質を普段から意識的に摂取していれば、コリン不足になりにくくなります。
≪コリンの摂取方法≫
●1日の摂取量の目安
サプリメントでの摂取の場合、栄養補助食品として1日1粒を目安にお召し上がり下さい。
食品ですのでどのように召し上がっても結構ですが、お食事と一緒のご摂取をおすすめします。
●摂取方法や注意点
コリンは水溶性なので、過剰摂取しても余分なものは尿とともに排出されますが、高用量は避けるべきです。過剰摂取を長期間続けていると、多汗症、体臭の悪化、胃腸障害、下痢などの副作用が起こることもあります。
執筆:臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー 長谷川貴志
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