ミルクシスル（マリアアザミ）の働きとサプリメント一覧 | ロサンゼルスから直送！高品質と低価格を両立できるアメリカのサプリメント専門店

≪ミルクシスルとは≫
●ミルクシスルの特徴
ミルクシスルとは南ヨーロッパ、北アフリカ、アジアに広く生息するキク科の二年草のこと。別名マリアアザミです。成長すると約1 mほどまで伸び、夏に淡紅紫色の花を咲かせることが特徴です。

●ミルクシスルの効果・効能
ミルクシスルの種子にはシリマリンというフラボノイドの一種が含まれており、損傷を受けた肝臓の細胞を修復し、保護する作用があります。そのため、慢性肝炎や肝硬変などの肝臓疾患の治療に効果があるほか、肝臓の健康維持にも大きく役立ちます。また、二日酔い対策にも有効とされているので、お酒好きの方の健康管理としてもうってつけです。

●ミルクシスルの起源・由来
ミルクシスルの名前の由来は、葉の白い葉脈のトゲトゲした斑模様が、ミルクをこぼしたように見えるからだと言われています。また、フラボノイドの一種であるシリマリンが健康食品として利用されるようになったのは1968年のことですが、ミルクシスル自体はヨーロッパで2000年以上前から、肝臓疾患の治療薬として人々の健康に役立てられてきました。

≪ミルクシスルの摂取方法≫
●1日の摂取量の目安
ミルクシスルの1日の摂取量の目安はエキスで350〜500mgほどとされています。また、サプリメントで摂るなら1日1粒程度を目安に摂取するのが一般的です。※1粒あたりの含有量や、推奨する摂取量はメーカーにより異なります。

●摂取方法や注意点
通常の方が摂取する場合は、副作用が起きることはほぼありません。ただし、人によってはまれに下痢や吐き気、腹痛、鼓腸などの症状が出ることがあるので気をつけましょう。

また、キク科の植物にアレルギーを持つ方は、アレルギーを起こす可能性があるので摂取時には注意が必要です。

執筆：臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー　長谷川貴志