セントジョーンズワートの働きとサプリメント一覧
●別名、弟切草(オトギリソウ)
セントジョーンズワートは、弟切草(オトギリソウ)という別名を持つ多年草ハーブ。名前の由来であるセントジョーンズは、新約聖書に登場する神の使い(聖ヨハネ=セント・ジョン)を意味します。セントジョーンズワートは、古代ギリシア時代から人々の不調や健康トラブルに対処してきました。
●ストレス社会で働く人をサポート
セントジョーンズワートは、現代社会でもストレスから人々の身を守ってくれます。主に期待されるのは、頭や思考のバランスを整えることです。「どうも気分がのらない」「人の話が頭に入らない」「とにかくダルい」といった、ストレス由来のトラブルを解決してくれるでしょう。
●セントジョーンズワートの含有成分
セントジョーンズワートには、他のハーブにはほとんど含まれないヒペルフォリンという成分が詰まっています。このヒペルフォリンはセロトニンの濃度に関係しています。セントジョーンズワートがセロトニンにアプローチすることで、セロトニンから合成されるメラトニンの量を担保。このメラトニンの減少はイライラや睡眠トラブルに繋がるので、セントジョーンズワートの貢献度はとても高いと言えます。
≪セントジョーンズワートの摂取方法≫
●摂取量の目安
複数の種類が出回っているセントジョーンズワートのサプリメントですが、摂取量の目安は1日3粒程度が一般的とされています(商品によって推奨される摂取量は異なります)。
●ベストな摂取方法・注意点
セントジョーンズワートのサプリメントですが、抗うつ剤を服用中の方は、ご使用前に医師にご相談下さい。また、妊娠中、授乳中の方は医師にご相談ください。
執筆:臨床栄養協会認定サプリメントアドバイザー 長谷川貴志
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