髪と肌は、普段のお手入れが大事なのですが、それでも、髪の毛や肌は、体内の栄養バランスや環境によっても非常に敏感に反応し、傷つきやすい部位です。
ストレスの続く日々を過ごしたり、低タンパク食を続けていたりすれば、枝毛や髪のぱさつき、肌荒れを生じる原因になります。ストレスや偏食以外でも、血流の循環が悪くなったり、甲状腺ホルモンの機能低下、日光や気温の変化、大気中の化学物質によるダメージ、ビタミン・ミネラルの不足など、髪・肌の健康を害する要因には限りがありません。
そこで今回は、髪と肌をいつまでも若々しく、健康に保つためにどんな栄養素を摂るべきなのかを考えてみました。
(1) MSM(メチル・サルフォニル・メタン)
MSMは、有機の形状の硫黄であって、コラーゲン形成のための必須のミネラルです。コラーゲンは皮膚の内部(真皮)中にあって、肌のはりと弾力を支える重要な役割をはたしていますが、同時に年齢ともに新しいコラーゲンを形成する能力が衰え、老朽化することが知られています。
(2) グルコサミン
グルコサミンは、間接を潤滑にする成分と考えられていますが、同時に皮膚を外的なダメージから防ぎ、肌の透過性を良くする働きがあります。
グルコサミンには、硫酸塩(Sulfate)と塩酸(HCl)の2種類がサプリメントとして市場に出ています。
(3) カイエン(トウガラシ)
ダイエットのハーブ、カイエン(トウガラシ)に含まれるカプサイシンという成分には、血液の流れの循環を高める働きがあり、結果、血管の老廃物を排泄するのを促進し、皮膚組織に栄養素を運ぶのを促進してくれます。
(4) フォーチ
フォーチは、中国産のハーブで、抜け毛を防ぎ、白髪を防止する作用で知られています。
(5) ビオチン
ビオチンは、ビタミンB群の中でも、髪と肌の形成には無くてはならない栄養素です。ビオチンが不足すると、髪や肌につやが無くなり、これは髪に潤いをもたらしたり、肌の滑らかさの元となる脂肪酸を髪や皮膚組織に運び込む作業を担っているからです。
(6) 消化酵素
体内で吸収する力が衰えていれば、当然、髪や皮膚にも栄養を送り込むことはできません。たんぱく質、炭水化物、食物繊維、糖分、脂肪等の食事から摂れる栄養素が十分に吸収されていない原因が考えられる場合には、消化酵素を摂取すべきです。
■「グルコサミン・コンドロイチン + MSM 」
■「カイエン」
■「シェンミン」
■「ヘアーフォース」
■「パンクレアチン」
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