頭が痛いと、憂鬱な上に、考えがまとまらずにイライラして、本当にいやですね。
風邪・肩こり・ストレス、頭痛の原因になる要因は色々ありますが、一番多いのが緊張性頭痛といわれるタイプのもので、おもに肩こりが原因となっております。あなたの生活から頭痛という言葉無くなるように!!
まず簡単な方法としましては、肩こりを解消しましょう。首の後・横から肩のラインにかけて痛い所をさがして下さい。そして肩の下の平らな部分左右2ケ所をチェックして見てください。痛い場所が見つけられましたら、その部分を指1本から2本を使って、8〜
10秒間、強く押して下さい。その後円を描くようにマッサージをして下さい。もしカイエン(トウガラシ)の入った、バーブのクリームがありましたら、それをご使用になってマッサージするとさらに効果的です。すごく単純な方法ですがこれだけでもすごく効果があるのです!ちょっと面倒くさいけれども、毎日やりますと、頭痛が起きる頻度が少なくなります。
リラックスハーブとして知られております、カヴァカヴァ、ヴァレリアンも頭痛を和らげる効果があります。お召し上がる量の目安としては、カヴァカヴァの場合は一日75mg、ヴァレリアンの場合は一日150〜300mgです。カヴァカヴァやヴァレリアン単体で摂取して頂いても良いのですが、さらにパッションフラワーを一緒に摂取すると効果的です。
最近よく耳にするアロマセラピーもリラックスをもたらすという点から、緊張を和らげ緊張性頭痛には効果があります。エッセンシャルオイルのペパーミント油とユーカリ油1〜2滴を消毒用アルコールに入れて混ぜます。そして5〜10滴をコットンに含ませこめかみと額を軽く叩いて下さい。さらなるリラックゼーション用には、食物油10に対してローズマリー油を1混ぜたマッサージオイルを作り、目をつぶってベッドに横たわったり、椅子に座ながら、ゆったりとした気分でコメカミをマッサージします。
また、脳が酸素不足を起こしている時も頭痛は起きます。ストレスや心配事が多いとき、浅く早い呼吸をしており、過呼吸症になります。呼吸数が多くなれば、体内の酸素を消費して二酸化炭素をはいています。このような現象が体内酸素を不足させ頭痛の原因になるという専門家もおります。それを防ぐには、腹式呼吸がお勧めです。腹式呼吸をするためには、少し練習が必要です。まず膝を少し広げて曲げて横たわって下さい。手は開いて、指先がお臍をさわる位置のろっ骨の下に置いて下さい。そしてろっ骨がいっぱいになる位大きく息を吸い込んだ所で止めます。頭の中で5秒数えながら、口からゆっくりと吐き出して下さい。その時おヘソから息を出すような感覚で吐き出して下さい。次に3秒数えながら、お口から息を吸って下さい。そしてまたゆっくりと吐き出します。次は4秒息を吸い12秒息を吐き出します。このエクササイズを5〜10分行って下さい。
お部屋の空気をキレイにしときましょう!
ベッドルームなど、長い時間を費やす部屋には、マイナスイオン空気洗浄器を置いておきましょう。マイナスイオンは体に有害な粒子を除去します。
また、太陽の光や蛍光灯の紫外線のエネルギーを使って、種々の有機物を分解したり、殺菌効果、臭いを分解する作用がある、アロエ、ポトス、オリズルランなどの観葉植物をお部屋に置いておくのも効果的です。環状道路や高速道路の傍で外気が汚染されてない場所にお住まいの方は、少なくとも一日15分は窓を開けて換気しましょう!
水分補給をお忘れなく!
筋肉に十分な水分が行き渡っていますと、緊張性頭痛の原因となる筋肉が張り詰める症状が少なくなります。また十分に水分補給をする事により、血中に多く酸素を取り込む事ができます。体に十分な水分を補ってあげる為には、部屋の中の湿度を35〜55%に保ち、一日2〜2.5リットルのミネラル・ウオーターを飲んで下さい。また鼻腔などの粘膜皮質が乾燥したり、充血したりしますのも、緊張頭痛の原因の一つとなっておりますので、鼻の通りの悪い方は、薬局などで市販されている、鼻腔を洗浄する器具を使用して、鼻腔のとおりをよくしておいて下さい。
食生活を見直しましょう!
栄養素はいろんな点において体を強化します。ストレスなどによる緊張性頭痛が起きない作用もします。有機農法で作られたフルーツ、お野菜、精製してない穀物を多く食べて、マーガリン、アルコール、カフェイン、塩分を避けるように心がけましょう!
栄養素は食物から摂取するのが一番望ましいのですが、忙しく外食しがちな現代人には、必要量のカップ5杯の野菜やフルーツを摂取する手間ヒマがないですね。そんな方は、体に必要な栄養素が入った、マルチ・ビタミンを飲んで下さい。一日に必要なビタミン、ミネラルが効率よく摂取できます。また必須脂肪酸も必需品。炎症を抑えますので、緊張性頭痛に繋がる筋肉痛を抑えます。最初の12週間は、一日の摂取目安にEPAが2400mg、DHAが1600mgで、その後はEPAが1800mg、DHAが1200mgを目安に摂取して下さい。マグネシウムは、筋肉をリラックスさせますので、緊張性頭痛にも効果があります。一日500mgを摂取して下さい。
食事をする時はユックリと良く噛んで味わいながら食べるように心がけて下さい。読書をしながら、TVを見ながらなどの「ながら」食はしないで下さい。急いで食事をする事は、イライラ感を募らせ、緊張性頭痛を引き起こす原因になります。
食物アレルギーも緊張性頭痛の原因になります。何の食物にアレルギーがあるかを探し出す事が大事です。次の食物の可能性がありますので、一ヶ月間口にしないで様子を見て下さい。アレルギーの原因に考えられる食物は、チーズ、シトラス・フルーツ、とうもろこし、魚、マメ類、肉、ライ麦、砂糖、小麦粉を使用した物です。そして1ヶ月経過したら、一品ずつ3〜5日毎に食卓に戻して下さい。緊張性頭痛が起きたらその食品を食べないようにして下さい。
ストレスを発散させよう!
心配、悩み事、イライラをなくす事で、緊張性頭痛は大分防ぐ事が出来ます。体を動かし運動する事が、一番手っ取り早い解決方法です。運動すればぐっすり眠れ、これが更に体の緊張を和らげます。お仕事をなさっている方は、忙しくて時間が中々取りにくいかと思いますが、エアロビクス・水泳・自転車こぎ・早歩きを、週に5日間、一日20−30分出来れば理想です。またリラックスの為の瞑想、そして鍼灸も人によっては効果的です。もし1回行って効果があるようでしたら、一週間に一度3〜5週間通って見て下さい。
はやり頭痛の原因は、病気に起因する物以外は、ストレス、肩こり等から発生しているようですね。パソコンを多く使用する現代人にとって、肩こり、ストレス、頭痛は、切り離せない物になってきておりますが、仕事をする上ではどうしようもありませんね。忙しい時間を縫って、運動したり、お灸に行ったり、瞑想したり、またサプリメントで栄養補給して、頭痛を防げるように頑張りましょう!
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