梅雨明けから夏にかけて、じめじめして嫌な季節と感じる私達に対して、このジメジメとした環境が大好きな、ヤカラがいます。それは水虫です。
水虫は主に、足の指の間、もしくは足のツメ、足のウラに出来ます。皮膚が赤くなり、バサバサ、ひび割れになったり、かゆかったり、焼けたような感覚があったり、、、そして、不快な足の匂いの素。また汗などで濡れたりすると、表皮が白くなったり、グショグショになったりするのが特徴です。同じような症状でも皮膚炎、汗胞、湿疹の場合もあり、水虫の薬をつけてかえって悪化させてしまう事もありますので、判断しかねる場合は、皮膚科のお医者様に行く事をオススメいたします。(かくいう私も、しもやけを水虫と思い、水虫の薬をつけたのですが、一向によくなりませんでした。)またお子様で水虫にかかるケースは稀ですので、その場合も直ぐにお医者様に行って下さい。
水虫は「皮膚糸状菌」として知られる、白癬菌が原因で起こります。汗をかいた靴下や靴を長時間履いていると感染しやすく、それゆえに水虫は英語では「アスリートフット(運動選手の足)」という名前がついています。水虫は暖かくて、湿っており、空気の循環が無く、暗いところが大好きです。だから靴の中は最適な住居なのです。また白癬菌はロッカールームやお風呂場でも繁殖します。伝染力はそんなには強くないのですが、感染した人の肌などから移る場合もあります。抗生物質、放射線治療、お薬の治療を使用すると、体に有益なバクテリアまでも殺してしまい、また免疫力を落とす事が、逆に水虫を悪化させてしまうと言われております。
水虫を引き起こす白癬菌は特に珍しいわけではなく、私達の周りにもたくさんいます。でも全員が水虫にかかるわけではありません。免疫力の差が、水虫にかかったり、悪化させたりする事に大きく関係しています。亜鉛、ビタミンB-6,ビタミンCは胸腺細胞を活発化させ、免疫力をアップさせる大事な栄養素です。是非、予防のためには取り入れて下さい。またたかが水虫と侮っていると大変です。爪床まで広がってしまったり、症状が悪化すると治療も大変になります。免疫力をあげる栄養素を摂ってあげたり、ちょっとした心構えで水虫と縁を切りましょう!
◆予防&悪化防止には!
- (汗をかいたまま、放置しておきますと、雑菌、汚れ、皮脂が一緒になり、水虫の原因の他に、臭い匂いを放ちます!)
- お風呂場やロッカールームは消毒剤などを使って、キレイに掃除しましょう。スポーツジムやゴルフ場など大勢の人が利用する場所では、スリッパなどを履くようにしましょう!
- 健康に良い食事や健康なライフスタイルを心がけて下さい!強い免疫力を維持し様々な感染症予防にはとても重要です。
- ビニールやプラスチックの靴は、水分の蒸発を妨げますのでやめて、サンダルやズック靴にしましょう!(働いている人はちょっと難しいかもしれませんが、オフィスではサンダル履きにしたり、靴を脱ぐ時間を作りましょう)
- 同じ靴は毎日履かずに、中一日は開けて、靴の中を乾燥させて空気を通すようにしましょう!(靴も長持ちします。)
◆悪化防止には!
- 1日2回は水虫にかかっている所を洗って(特に指と指の間は念入りに)その後良く乾燥させましょう。
- 風を良く当てましょう。ヘアドライヤーの風を足や靴にかけてあげるのも効果的です。また日光に当てて下さい。
- 茶さじ2杯の塩を、500ccのぬるま湯に入れ、5〜10分間足を浸すのも効果的です。勿論、その後足は十分に乾燥させて下さい。
オススメの栄養素
■「亜鉛」
■「ビタミンB-100コンプレックス」
■「レモンバイオフラボノイド(レモンポリフェノール)」
■「アシドフィルス菌」
■「パウダルコ」
■「アマニ油」
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