インド伝承医学アーユベーダによる、タイプ別栄養学の提案!
あなたの体質の色は赤、緑、黄色のうちのどれでしょう?これはとってもシンプルな個々の栄養学提案です。
身体的特長から、これらの3つのタイプは、サンスクリットとして知られている、黄(VATA)、赤(RED)、緑(Kapha)です。5000年以上も前から分類されていたもので、古代の医者はこれらを患者の治療に用いていました。実際、この栄養学は薬治療の歴史をとしてみても、さまざまな病気治療方法となっています。
あなたはの色別タイプで、体にあった食べ物を食べる事で、より食物の恩恵にあずかることができます。
この食生活提案は、果物と野菜が主となっています。また、小麦色と白色はすべてのタイプに必要です。それぞれのタイプの色にプラスして白・小麦色を足してあげてください!(精製したない穀物、米、豆類、油、魚、卵、鳥肉などがあてはまります。)
■あなたのタイプはどれでしょう?
大抵は1つだけのタイプだけではなく、複数タイプにまたがりますが、主として1つの色を選んでください。
これからそれぞれのタイプについて、どんな、食べ物・サプリメントがお勧めであるかを紹介します。
まずは、下記の項目をチェックしてください。該当するものが一番多いものがあなたの色タイプです。
●赤(RED)タイプ
・中肉中性。とても活発で、体重の増加、減少がとても激しい。りんご型タイプ。
・肌は、敏感肌で、色が赤みがかっている。シミやそばかすがある。
・髪の毛は、赤、もしくは明るくなった赤い毛が混じっていたり、脱毛症気味。
・性格は、計画などを立てるのがうまい立案者タイプ、意志が固い、重役タイプ。
・暑がりで汗を多くかきやすい。涼しい気候や冷たい食べ物が好きで、たくさん水を飲む。
・食欲があり、食べることが好きで、空腹になると不機嫌になる。
・病気は、循環器系、ウイルス感染病、アレルギー、胸焼け、潰瘍をにかかりやすい。
●緑(Kapha)タイプ
・体格がよく、均衡が取れている。また、動作がゆっくりで体重は増えやすく、減りにくい。洋梨型タイプ。
・肌は、柔らかくてつやがある。ややオイリー。
・髪の毛は、濃い。天然パーマ。色は金髪や明るい茶色。
・性格は、友達ができやすく、誰からも好かれる。落ち着いた、実行者タイプ。
・雨の少ない気候が好きで、体温は程よく保っている。
・食欲は程よくあり、スナック菓子が好きで食事を抜いてもさほど気にならない。
・呼吸器系によく問題があり、また肥満、糖尿病の傾向。
●黄(VATA)タイプ
・痩せていて、胸が薄く、関節が大きいなど、ちょっとバランスの悪い体型。動作が速い太鼓腹タイプ。
・肌は、乾燥していて、きめが粗い。また、爪や甘皮もとても弱い。ほくろが目立つ。
・髪の毛は、細くて、薄い。手入れをするのが大変で、色は黒い。
・性格は、感情の変化が激しく、やや気まぐれで、直ぐに気が散る。予見力があり、また想像力にとんでいる。
・暖かい気候、食べ物が好き。手や足が冷たくなりがちで、汗をめったにかかない。
・食欲はその日その日でむらがあり、目がさめると何か食べないと気がすまない。
・消化器官(胃腸にガスがたまるなど)、関節炎、神経系統のトラブル。
あなたはどのタイプになりましたか?
まずは、赤タイプから食事案とお勧めサプリメントを紹介いたします。<
●赤タイプ
<<食事案>>
このタイプの人は、すべての行動においてとても情熱的です。そしてそれは食生活についてもあてはまります。赤タイプの人は、過食気味そしてアルコールをたくさん飲む傾向があります。体重を一度に減らしてまたすぐにもどってしまうという「ヨーヨーダイエット」をしがちです。
そんな赤タイプの人には規則正しい食事を取り、スナックなどの間食をしないことをお勧めします。またお腹がすいてイライラしないようにしましょう。
野菜を多く取る食事が理想的で、大豆などの豆類。それに加えて赤色の果物、野菜を食べましょう。大豆はファイトケミカルを多く含んでいて、ホルモンバランスを保ったり、正常にする働きがあります。よって、このタイプにみられる一般的な症状に役立ちます。
調理されてないもの、冷たい食べ物を食が体質にあっています。一番お勧めな果物、野菜は赤系の色(朱色、赤紫、赤)、オレンジ系の色(山吹色、黄緑)をしたものです。これらには心臓病や動脈硬化などの心臓血管系の病気の予防に有効なフィトケミカルが多く含まれています。ベリー類、りんご、さくらんぼ、グレープ、メロン、グレープフルーツ、ザクロ、クランベリー、ナス、レッドペッパーなどです。
ここで注意ですが、トマト(酸が多く含まれている)、チリペッパー(辛すぎる)は赤い色はしていますが、赤系の食べ物には含まないでください。また、赤タイプは赤と小麦色がメインカラーになり、白色は捕食になります。小麦色と白色の食事も取り入れて下さい。(豆類・全粒粉の穀物、タマゴ、魚、鶏肉)
次号(8月14日発行)で、緑(Kapha)タイプと黄(VATA)タイプをご紹介いたします。
お楽しみに!!
推奨サプリメントと1日の摂取目安量
■「ビタミンC(バイオフラボノイド入り)1,000mg」
■「OPC 50〜300mg」
■「リスベラトロール:10mg」
■「ビタミンE:400〜800IU」
■「CoQ10:60〜120mg」
■「オメガ3系の油(フィッシュ・オイル):2,000〜3,000mg」
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