太陽がサンサンと照っている素晴らしい夏の日々!プールに行ったり、海水浴に行ったりして、思いっきり太陽の陽を浴びた方も多いのでは?でも、もう皆さまがご存知のように、日光浴はお肌にとっては残酷で過酷な事です。健康的に見える小麦色の肌は、太陽から受けるダメージに、大事なお肌が反応している証拠なのです!
環境保護エージェンシーは、1930年以降、外皮癌(黒腫)が2000%増大したと報告しています。アメリカ皮膚医学アカデミーによると、皮膚ガンの危険は毎年約700,000人のアメリカ人に忍び寄っているとの事です。日光それ自身が原因ではありません。太陽光に含まれる紫外線(UV)が原因です。オゾン層の破壊などの原因で、以前より多くの紫外線が大気圏に入ってくる事になって来ました。紫外線は日焼け、赤み、水ぶくれ、皮がむける、痛みなどを引き起こします。また皮膚細胞にはフリーラジカルを発生させます。そうすると皮膚が正常な状態ではなくなり、シワ・シミ・タルミなどの老化そして皮膚ガンの原因にもなります。
太陽の光線が最も強いのは、午前10時から午後4時までなので、外出の際は強い日焼け止めと帽子を使って皮膚を保護してください。(9月に入ってもまだまだ油断は出来ません)
アメリカでは2001年に、それまでのSPF表示だけではなく、「低」「中」「高」の分類分けをして表示するように義務づけられました。「低」は(SPF 2〜12)、「中」(SPF12〜30)、そして「高」(SPF30〜以上)となっております。
また曇りの日でも紫外線は出ていますので油断は禁物です。そして水の中にも60cmから1m位までも進入していきます。プールなどで潜っていても日焼けはするのです。国立ガン研究所での最近の研究では、「太陽灯の使用は、皮膚癌に2倍かかりやすくなる」と発表しています。また、日焼けサロンのマシーンも紫外線を放出していますので、サロンに行くのをお考えの方は、ちょっと考え直してはいかがでしょうか?
そして日焼けは、皮膚の水分を蒸発させて、シワを作りやすくします。日焼け後はアロエ入りの保湿ジェルなどを使用して、十分に水分を補って下さい。またピルやある種類のニキビ用医薬品、抗生物質、そしてハーブのセントジョンズウォート、ドン・クワイ(当帰)を摂取している場合には、太陽に対して皮膚は大変敏感な状態になっているので、気をつけてあげて下さい。
抗酸化物質として注目されている、緑茶は皮膚にも大変良く、皮膚ガンの予防にも効果があります。スティーブン・ブラットマン医学博士は、「緑茶を皮膚に直接塗ると、緑茶中の成分であるポリフェノールが皮膚癌を防ぐだろう。」という研究発表をしています。「さらに緑茶は、日光によるダメージからお肌を守り、日焼けから皮膚を保護するのに役立つ」。と加えています。希望者6人に10%濃度・2.5%濃度の緑茶抽出物を肌に塗り試したところ、両方の濃度の抽出物で、お肌を日焼けから守る効果が同様にあったとの事です。
そして緑茶を飲むこともモチロン大変良い事です。緑茶には抗酸化成分であるエピガロカテキン・ガレイトが含まれているからです。ニュージャージー州のルツガー大学では、マウスに2週間緑茶を飲ませ、そのあと紫外線をあてるテストをしました。この結果、緑茶を飲ませたマウスは日焼けと皮膚ガンを防ぐ事が出来、またさらに濃度の高いお茶を飲ませ続けたところ、激しい日焼けはしませんでした。
緑茶は紫外線によってダメージを受けた皮膚細胞を保護します。でも日焼
け止めの代用品にはならないので、必ず日焼け止めも一緒に使って下さい!
夏はもう終わりですが、日焼けしてしまった方は、特に抗酸化物質を多く飲んで、お肌や体の器官をフリーラジカルから守ってあげて下さい。
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