今アメリカで最も注目を集めているスキンケア本に、ニコラス・ペリコン博士の『Wrinkle Cure』があります。ペリコン博士は、イェール大学の助教授の立場から、肌のしみ、しわ、たるみ等の一般的な老化を防ぐ栄養素の研究を進めてきましたが、彼の主な主張は、サプリメントとしてもおなじみのアルファリポ酸、ビタミンCエスター(エスターCあるいは脂溶性ビタミンC)、DMAEの抗酸化栄養素の組み合わせが、肌に直接塗布した場合にも老化によるしみやしわに大変効果があるというもので、実際画期的な改善効果がみられた例を紹介しています。
アルファリポ酸は抗酸化物質の中でも特にビタミンCやEなどの他の抗酸化栄養素を蘇生させる効果があることで知られており、また体内においては糖分とタンパク質の結合を防ぐ働きがあり、したがってアルファリポ酸を補うことで、糖分をエネルギー燃焼や脳内での活動により多く使用することができ、疲労に耐える持久力を増すことからスポーツマンやアスリートにも愛用者が多いサプリメントです。化粧品として使用した場合でのアルファリポ酸は紫外線によって生じる活性酸素を除去し、皮膚のコラーゲン再生に必要なビタミンCの持続力を向上させることで肌の老化を防いでくれます。
ビタミンCエスター(エスターC、脂溶性ビタミンC)とは、本来水溶性のビタミンCを油に溶けるように加工されたビタミンCのことで、摂取24時間後でも通常の水溶性ビタミンCに比べて約6倍強の体内に留まるタイプのビタミンCです。つまり長時間わたり持続することで、ビタミンCの効果をより長く維持させることができます。ニキビはアクネ菌の繁殖によって生じますが、最近の研究では日光による紫外線から生じる活性酸素が皮膚の抵抗力を落とし、アクネ菌の繁殖を食い止める免疫機能が低下するため、にきびを悪化させることが知られています。ビタミンCはこうした活性酸素を無力化する栄養素ですが、ビタミンCエスターの場合にはさらに細胞壁や人体の脂質で構成されている、従来のビタミンCでは届かなかった部位においても活性酸素を除去することができ、化粧品で用いるときにも、皮膚の表皮や真皮層で長く広範囲に留まり、コラーゲン、エラスチンの細胞の劣化によって発生するしわやたるみを防ぎ、しみの直接の原因となる酵素、チロシナーゼの働きを阻害することで、しみの発生を防止します。
DMAEはサプリメントの世界では、むしろ記憶力や集中力を高める脳の活動を補強する脂肪酸として有名ですが、皮膚の蘇生という観点では、DMAEは皮膚から吸収される際には、筋肉の弾力性を取り戻す働きがあることから、特に加齢によるたるみを抑え、リフトアップの効果があります。ペリコン博士によれば、肌のたるみを解消する目的でサプリメントのDMAEを摂取する場合には1日50mgを摂ることを推奨しています。
■スキンエターナル・セラム
アルファリポ酸・ビタミンCエスター(脂溶性ビタミンC)・DMAEを中心に補酵素Q10等も含む美肌成分を配合した、ペリコン博士のフォーミュラに従った美容液。
■アルファリポ酸
60粒で1粒あたりにアルファリポ酸を100mg配合。1日1〜2粒が目安。
■ビタミンCエスター(エスターC)
1粒に500mgのビタミンCエスターを配合している。1日1〜4粒が摂取目安。90粒。
■DMAE 130mg
100粒入りで1日の摂取目安は1〜2粒。美肌目的で摂る場合には1粒で十分。
■「スキンエターナル・セラム」
■「アルファリポ酸」
■「ビタミンCエスター(エスターC)」
■「DMAE 130mg」
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