デスクワークをしていると、どうしても目の仕事量が多くなってしまいますね。ちょっと目を使いすぎて起こる、「眼疲労」は、目を休めてあげれば簡単に回復できます。でも目を休めても疲れが取れない、あまり目を酷使していないのに疲れる、睡眠時間を十分にとっても疲れが残るなどという場合は「眼精疲労」です。
眼精疲労は病気ではなく症状です。その症状としては、すぐに目が疲れる、目の奥に鈍い痛みがある、充血する、まぶしい、かすむ、ぼやけるなど様々あります。原因は眼球の周りのデリケートな神経・筋肉・角膜・虹彩・水晶体など、目の調節機能に負担がかかることで起きます。
目の健康に大事な栄養素は、ビタミンA、C,B群です。食品から摂取するのも効果的ですが、それらが配合された目薬も効果があります。目薬を選ぶ場合は、疲れ目用で刺激の少ないものを選ぶようにして下さい。
眼精疲労は目の調節機能に関係する各箇所に大きく負担がかかっているので、やはり目を休ませてあげるのが一番の特効薬なのです。多くの方のデスク上にはパソコンがおいてあると思いますが、長時間のパソコン操作は、水晶体を動かす毛様体筋を緊張状態にさせ、目の筋肉疲労の原因となります。1時間作業を続けたら、10―15分は目を休ませて、遠くを見て目の毛様体筋のストレッチをして上げて下さい。
そしてまた目の疲労回復には、温めるのが良いといわれております。目の周りには毛細血管が網の目のようにあり、その中を通る血流がよくなり、筋肉がやわらかくなって、涙がかわかないように分泌される油性成分の量が多くなり、目を乾燥から守ってくれるようになります。45度くらいのお湯に浸して絞ったタオルを、まぶたの上に3分ほど置いて下さい。その後、目の周りを強く押さえながら、マッサージをして下さい。そしてその後は冷やしたタオルで押さえると、緩んだ筋肉が引き締り、目がスッキリとします。
目のために良い栄養素は、目の毛細血管を保護し、血流を良くし、そして網膜細胞の機能を高める、アントシアニンが有名です。アントシアニンを多く含むフルーツはブルーベリーです。そしてカロチノイドの「ルテイン」は、目の機能をサポートして、また黄斑変性症を予防するとも言われております。目の疲れは、肩こり・頭痛などの他の不快な症状も一緒に引き起こしやすいので、筋肉疲労の緩和にはビタミンB群を多めに摂取して下さい。
とにかく目から収集する情報量というのは莫大な物で、都市部に住んでいると近くの細かいものばかりを見ていて、知らず知らずのうちに目を酷使しています。遠くを見ようと思っても、障害物が近くにあり、なかなか思う様には行きませんが、目を使うような仕事や生活をする場合は、目の事を気にとめてあげて、一時間に10分は休憩してあげて下さい!
■「ブルーベリー160mg」
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