植物フラボノイド、バイオフラボノイド、などフラボノイドという言葉をよく耳にしますが、実際何なのかご存知でしょうか?ビタミンPとしても知られているフラボノイドは、広い意味で言いますと、植物色素グループを指します。化学的にはいくつかのグループに分けられますが、基本的には2フェニルクロメイン骨子を持つ構造という点が共通しております。現在知られているバイオフラボノイドは約3千種類あり、その中にはフラボノール(ケルセチン)、フラボン(カテキン)、カルコン、アントシアニジン、イソフラボン、ポリフェノール、バイオフラボノイド(ルチン、ヘスペリジン)など、サプリメントとして有名な成分も多くあります。
しかしながら、研究グループにより、呼び名が異なる場合も多く、フラボノイドの学術用語は非常に複雑になっております。
フラボノイドの特徴は、何と言っても強力な抗酸化作用があるという事です。特に赤血球と毛細管壁の内側にある細胞の膜皮を守り、内皮細胞がもろくなったりダメージを受けたりする事を防ぎます。毛細血管を守るという事は、循環を良くし、青あざが出来るのを防ぎ、また静脈瘤(じょうみゃくりゅう)や痔の予防にもなります。また腫れや炎症の防止にもなります。赤血球を丈夫に保つ事の、もう1つのメリットは、赤血球が毛細血管床を通り抜ける事を可能にさせて、体内のすみずみの細胞にまで酸素を供給できるのです。
ビルベリーで有名なフラボノイドのアントシアノサイドは、前述のメカニズムで特に網膜に対して大きな効果を発揮します。
また、その他のフラボノイドの働きとしては、抗炎症作用、抗ウイルス作用、抗ガン作用、そして抗アレルギー作用なども言われている他に、ビタミンCと非常に相性が良く、ビタミンCが酸化するのを防ぐだけではなく、一緒に摂取をすると更に吸収・効果が増します。故にアメリカで市場に出ている、ビタミンCはバイオフラボノイドが一緒に配合されている商品が非常に多いのです。
■「バイオフラボノイド」
■「ビブランC」
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