ブンブンとハエが飛んでいるような音、ハミングのような音、ゴーッといううねりのような音がする耳鳴り!片方の耳で響いたり、両耳だったりで、特に命にはかかわる症状ではないものの、うっとうしくてせっかくの人生の質もかなり悪くなってしまいますね。
耳鳴りの症状に悩まされている人は結構多く、とある英国の研究機関によりますと、成人の約10%が耳鳴りを感じており、1%が重めの症状、そして0.5%の人がかなりひどい症状を患っているとの事です。
長年に渡るもの、また慢性的な耳鳴りは、治療が困難です。しかしながらそうなってしまう以前の予防は可能です。まず耳鳴りの症状を悪くする薬は避けて下さい。アスピリン、ステロイド、抗うつ剤、抗ヒスタミン剤、抗生物質、痛み止め、そして正確には薬ではありませんが、甘味料のアスパルテームなども耳鳴りの原因になります。もしこれらの薬を使用して、耳鳴りを感じる場合は、薬に起因している疑いがありますので、処方したお医者様もしくは薬剤師さんに相談して下さい。
その他の原因もいくつかあり、耳とは関係の無い症状、病気なども耳鳴りに大きく関係している場合もあるので要注意です。血液量の減少そして循環の悪さ、また貧血や甲状腺機能低下症、そして高血圧、高コレステロールなども非常に関連性が高いので、健康診断の結果を注意して見て下さい。
また食物アレルギー、糖尿病、耳の炎症・感染症、頭のケガ、鼓膜の傷、顎関節症も関係がありますので、何となく思い当たる症状のある方は、診断を受けて治療をしてみて下さい。結果的に耳鳴りが良くなったという話が多くあります。
そして喫煙とコーヒーは耳鳴りの症状を悪化させますので避けて下さい。またヘッドフォンステレオやエアロビなどのクラスで大音響を出しているスピーカーは、耳に対してダメージを与えます。家でテレビを見たり、音楽を聴くときは少し小さ目の音量にして、耳を労わって上げて下さい。耳の中の小さい毛細胞がダメージを受けると、回復不可能になりますので気をつけて下さい。
次にアメリカで人気のある耳鳴り解消法をご紹介させていただきます。まず鍼灸治療です。信頼のある先生の所で最低15回の治療が必要との事です。(アメリカの雑誌によりますと、日本や中国で勉強した先生の所に通うのがお勧めとの事でした!)
そしてイチョウ葉とビタミンB-12と亜鉛の摂取をするのが、予防・症状の緩和には良いとの事でした。
■■イチョウ葉
血流の悪さに起因する耳鳴りに効果的です。イチョウ葉は血流改善に良く、特に頭と脳に対しての血流を良くして、細胞に十分な酸素を与えます。勿論、記憶力アップにも役立つサプリメントです。一日240mgの摂取が目安です。
イチョウの葉エキス120mg(ギンコ・ビロバ)
■■ビタミンB-12
騒がしい環境が原因で、耳鳴り、難聴気味になった人はビタミンB-12が不足気味との事が分かっています。一番効果のあるのは、お医者さまの所での注射ですが、経口摂取でも効果的です。一日最低でも100mcgを継続して摂取して下さい。ビタミンB-12が多く含まれているビタミンBコンプレックスや単体の物でもOKです。
ビタミンB-100コンプレックス
ビタミンB12 2000mcg トローチ
■■亜鉛
亜鉛が不足しても耳鳴りの原因になります。加齢による耳鳴り、老人性難聴にも効果的です。亜鉛が不足すると、食事の味が感じられなくなります。食事の味がしなくなったら亜鉛不足を疑って下さい。耳鳴り解消には一日90〜150mgを3〜6ヶ月間を目安に摂取して下さい。そして症状が改善されたら一日15〜50mgを摂取を!
亜鉛
■「イチョウの葉エキス120mg(ギンコ・ビロバ)」
■「ビタミンB-100コンプレックス」
■「ビタミンB12 2000mcg トローチ 」
■「亜鉛」
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