ツルニチソウと言われる植物から抽出した「ビンポセチン」は、脳の働きを促進させます。ビンポセチンは、脳内を刺激するカフェインとニコチンに、化学的な構造は類似していますが、ビンポセチンには常用性・中毒性はありません。アメリカ国内においてビンポセチンは、記憶力改善を目的として使用されておりますが、ヨーロッパでは、脳内の血流障害から来る痴呆の症状の治療、また認識力を増す事から脳卒中を起した人のリハビリ用にも使用されて来た成分です。脳内の血流を促進させる、ビンポセチンは脳に十分な酸素と栄養を行き渡らせる事から脳の活動を活発にします。
25歳から40歳までの、健康な女性12人を対象とした実験では、摂取した人としない人では、短気の記憶力においては、かなりの差が出て来たとの結果が出ました。アメリカ国内においては、まだマーケットに出て新しいハーブではありますが、ヨーロッパでは、治療目的としても20年以上も何事の問題も無く使用されて来たハーブですので、極めて安全性の高い成分です。
脳の栄養源はブドウ糖です。ビンポセチンは血液脳関門をブドウ糖が通り抜けるのを手助けしますので、脳にたくさんの栄養源を与えます。また最近の研究では、ビンポセチンは抗炎症作用もあるという事がわかりました。脳内の炎症はアルツハイマーと脳の老化の主要な原因となりますので、脳内の炎症を抑えるビンポセチンは、脳の健康の為には非常に役に立つと言えます。
また血流を促進させるといった働きもある事からビンポセチンは、イチョウ葉同様耳鳴りの症状の改善にも効果があると言われております。
ツルニチソウはちょっと珍しい植物ですが、現代人の脳機能のサポートにはとても役に立つようですね。記憶力減退予防だけはなく、さらなる記憶力アップの為にもお試し下さい。
■「ビンポセチン」
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