偏頭痛は女性がおこりがちなイメージがありますが、実際の統計数から見ても、偏頭痛持ちの女性の数は男性の２倍にもなるとの事です。
偏頭痛持ちの有名人と言えば、ナポレオンが有名ですが、彼は偏頭痛のみではなく、これもまた女性に多くありがちの慢性の便秘持ちでもありました。
偏頭痛の痛みは、頭の中の動脈が広がる時の血管壁を押し広げる事から来ると言われております。目眩（めまい）、耳鳴り、目の前がチカチカしたりコメカミがチリチリとしたりする症状を伴う事が多いようです。偏頭痛は過度のストレス、そして月経のサイクルと関係しており、特に月経１週間前からはホルモンバランスが崩れるので、特に偏頭痛を起こしやすくなるようです。神経系統の炎症や筋肉を硬直させ頭痛を引き起こす原因は、体内に蓄積した有害物質が作用している場合も多いので、偏頭痛予防には解毒というのが大きなキーワードになってきます。解毒作用のある肝臓の働きが過度になると肝臓は疲労します。漢方の世界では肝臓は眼の働きと大きく関連しており、それ故に偏頭痛は、眼の後ろ、周りが痛い、見え方が異なるなどの眼の変調から始まる場合が多いのです。
偏頭痛の引き金をひく要素は、食物の中の化学物質、アルコール、チョコレート、チーズ、カフェイン飲料、マグネシウム不足、ホルモンバランスの変化、ストレス、そして一番の原因は血液中の有害物質が頭の中の特定部位でうっ血症状をおこす事です。
また腸管壁浸漏症候群の人にも表れる症状の１つでもあります。酵素は食物を消化するのに必要不可欠な他に、消化されない大きな分子のまま腸壁を通り抜けて血管などに流れ込み、体内で炎症やアレルギーが起きるのを防ぐ作用があるのですが、腸管壁浸漏症候群の人は、腸管から大きな分子の食物などが流れ出てしまい、様々な炎症アレルギーを起こし、偏頭痛をおこします。酵素がしっかり働くような栄養素を積極的に摂取して下さい。
しかしながら、有害・不要な物質の体内の滞留が原因となる場合が一番多いので、腸、肝臓、血液をキレイにするのをお勧めします。また運動も取り入れて下さい。キレイな外気の中で運動をすると血液中に酸素を供給できるので、一週間に３回は軽い運動をするように心がけて下さい。そしてマッサージも効果的です。肩・首・後頭部・頭全体そして耳たぶをマッサージしてみるのも良いでしょう。フットバスで冷水、温水と交互に気泡で足をマサージしたり、額には冷たいおしぼり、首筋には暖かいおしぼりをあてたり、リラックスと刺激感を同時に与えてあげるのも良いです。
食事は、白砂糖、精製した小麦粉、アルコール、塩分の摂りすぎ、チョコ、パスタそして肉などはなるべく抑えるようにして下さい。
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