白内障は、目の中のタンパク質を壊して水晶体をにごらせて、視界を鈍らせます。年齢と共に、白内障にかかる可能性は高くなって来ます。特にタバコを吸う人、糖尿病の人、また日光によく当たる人は、白内障にかかる率が高くなります。というのはフリーラジカルが発生して、体にダメージを与えるからです。フリーラジカルが目にダメージ与えると、白内障が発生しやすくなるという事が、動物実験また臨床実験の結果でも出ています。
という事は、体内の抗酸化成分が少なかったり、抗酸化成分が豊富に含まれた野菜や果物をあまり食べない人は、白内障になりやすいのです。
水晶体の中に含まれている主たる抗酸化成分はビタミンCとグルタチオンです。そしてグルタチオンを活性化させる為にはビタミンEが不可欠で、またビタミンCはビタミンEを活性化させるというサイクルで、それぞれの栄養素は相互作用します。
ではどれ位のビタミンCが必要なのでしょうか?白内障予防のためには一日500〜1000mgの摂取が望ましいという事です。10年間この量を摂取し続けた人達は、摂取しない人に比較して、圧倒的に白内障を患った人は少なかったのです。
また同様の事がビタミンEについても言えます。一日400IUを摂取したグループに比較して、摂取しなかったグループでは、白内障の発生率が3.7倍も高かったとの数字があります。ただし天然のビタミンEでないと、その効果は期待できませんので、サプリメントを摂取する場合は、天然のビタミンEを選ぶように注意してください。
そしてベータ・カロチン、ルテインなどの抗酸化成分であるカロチノイドも、白内障の形成を予防する作用があります。ルテインは水晶体の中に存在しますので、ベータ・カロチンとルテインを一緒に摂取すると、白内障予防には効果的です。
目の中に含まれている抗酸化物質のひとつであるグルタチオンを保護する働きのある、ビタミンB2とビタミンB3の摂取も忘れてはいけません。年配の方は、B2は3mg、そしてB3は40mgを毎日摂取しましょう。いろいろなビタミンBが配合されている、ビタミンBコンプレックスの形で摂取するのが簡単です。
また目に良いとして有名なビルベリーも、もちろん白内障予防にも有効的です。ビルベリーに含まれているアンドシアノサイドというフラボノイドは、水晶体や網膜をフリーラジカルから守ります。
クリアな視界を邪魔するのは、やはりフリーラジカルが大きな原因でした。きれいな水晶体を保ち、ハッキリとした視界を保つために、目に良い抗酸化栄養素をたくさん取りましょう!
■■ビタミンCウイズローズヒップ
抗酸化成分のバイオフラボノイドと一緒になったビタミンC
■■ビタミンE400IU
1粒で一日に必要な量の天然ビタミンEが400IUが摂取できます。
■■グルタチオン
目の中に存在する抗酸化成分。
■■ビタミンB−50コンプレックス
グルタチオンを保護するのには必須な、ビタミンB2.B3も十分な量が含まれています。
■■ルテイン
カロチノイドの一つ。白内障予防の他に、加齢性黄斑変性病の予防効果もあります。
■■ビルベリー
水晶体や網膜をフリーラジカルから守ります。濃縮大容量タイプ。
■「ビタミンC+ローズヒップ」
■「ビタミンE400IU」
■「グルタチオン」
■「ビタミンB−50コンプレックス」
■「ルテイン」
■「ビルベリー」
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