L-カルニチン(カルニチン)はダイエットサプリメントとしては有名な成分ですね。体内の脂肪は、脂肪酸に分解され、そのあと細胞のミトコンドリアでエネルギーになるのですが、脂肪酸そのものではミトコンドリアに移動する事が不可能なのです。L-カルニチンが脂肪酸をミトコンドリアに運搬するのを手伝い、エネルギーを発生させてくれます。その働きが、代謝率をアップさせてダイエットに役立つと言われる理由です。しかしながら、この成分の素晴らしい働きは、まだまだあるのです。
それは心臓に関係する様々なトラブルを解決するの手伝ってくれる事です。心臓発作、狭心症、うっけつ制心不全などの予防と中性脂肪値、悪玉コレステロール値をもコントロールしてくれる事からも、ダイエットだけではなく成人病の予防にも優れた物質です。
カルニチンが体内で不足すると、脂肪酸をエネルギーに変えられずに、体内で消費するエネルギーが不足してしまい、記憶力の低下にも関係して来ます。年齢と共に体内で生成されるカルニチン量が減り、それが記憶力の低下、またアルツハイマー病をひきおこす要因の一つとも言われております。アメリカの大体医療の権威でありますアベル医学博士の研究によりますと、カルニチン、アセチルLカルニチン、ビタミンE,マグネシウムとCoQ-10の組み合わせが、老人性うつ症状と加齢による記憶力低下の防止に効果があったとの事です。
エネルギーを産出するカルニチンは、まだあまり研究報告は無いものの、慢性疲労症候群の症状改善のサポートをするという考えもあり、また運動能力も上げるので、楽しく運動をしながらのウエイトロスにも役に立つとも言えます。
年齢が高くなると共に、取り入れたいサプリメントの一つですね。
■「L-カルニチン」
■「CoQ-10」
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