月に1回ある月経が重いと、とても憂鬱ですね。血液の量が半端ではなく多い、月経過多などの場合は、深刻な婦人病の場合がありますので、早めに婦人科のお医者様に診てもらって下さい。
病気を治療してもらった後は、鉄不足でないかどうかのチェックも一緒にしてもらうと良いでしょう。簡単な血液テストで分かります。血液中にはたくさんの鉄がありますので、月経ごとに大量に血液を失って来た場合は、鉄不足の恐れがあります。
鉄不足と月経過多は複雑な関係なのです。といいますのは月経過多が鉄不足を引き起こすだけではなく、鉄が不足すると月経過多を起こす可能性もあるのです。ですから血液テストをして鉄が不足しているようでしたら、是非サプリメントで補って下さい。月経過多の予防にも一役買う場合があるのです。(ミネラルの鉄は過剰摂取すると、体に副作用をもたらしますので、鉄不足の場合だけに摂取するようにして下さい!)
また月経過多の場合はビタミンA不足になりやすいという報告があります。ビタミンAも少し多めに摂取してあげて下さい。ただしこの成分も過剰摂取すると体に良くありませんので、お気をつけ下さい。また妊娠中の方、妊娠の可能性のある方は、一日10000IU(3000mcg)以上は摂取しないで下さい。
そしてビタミンCとバイオフラボノイドも効果的です。毛細血管を強化する働きがありますので、月経過多を抑える作用があります。1回200mgのビタミンCとバイオフラボノイドを、1日3回摂取し続けた所、ちょっとサンプル数は少ないのですが16人中14人に効果が表れたとの事です。
女性ホルモンのバランスを調整するヴィテックスも効果的です。即効性というよりむしろユックリと体内のバランスを整える働きがあるハーブです。月経過多、PMS(月経前症候群)、また頻繁な月経の調整には、4−6ヶ月継続しての使用を、無月経、不妊などの調整には更に長く12〜18ヶ月の継続した使用を目安にして下さい。
■「ヘマ・プレックス」
■「ヴィテックス」
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