膵酵素といわれる消化酵素は、大きく3つの種類に分類できます。まずタンパク質を分解するタンパク質分解酵素、脂肪を分解するリパーゼ、そして炭水化物を分解するアミラーゼです。膵機能不全、そして全身の外分泌腺の機能がうまく働かない病気であります、のう胞性線維症などで、吸収不良を起こす場合、消化吸収を改善するためにお医者さんは消化酵素の処方をする場合もある程、大事な働きをするのです。
また消化され切らなかったタンパク質によりアレルギーが引き起こされるので、もしアレルギーの原因が未消化のタンパク質にある場合は、タンパク質分解酵素がアレルギー予防に役に立つという面白い説もあります。タンパク質分解酵素には、トリプシン、キモトリプシン、そしてブロメラインなどが挙げられます。そしてこれらのタンパク質分解酵素の一部が体内に吸収されますと、体内で炎症を抑える働きもして、時としては腫瘍などの発生を抑え、また免疫力を高めるとも言われております。タンパク質分解酵素でトリプシン、キモトリプシンは、膵臓で分泌される他、動物性の食事に含まれております。植物性のタンパク質分解酵素のブロメラインはパイナップルから取れ、パパインは青いパパイヤから取れる成分です。
消化酵素の、タンパク質分解酵素、リパーゼ、アミラーゼは一緒に摂取した方が良く、パンクレアチンのサプリメントにはこの3つの酵素が含まれています。
慢性膵炎の場合は、脂肪を分解するために、非常に多くの消化酵素を摂取する必要がありますので、お医者様に相談しながら、摂取して下さい。胃腸の働きの弱い方のみではなく、ちょっと食べ過ぎてしまった時、今日は宴会なので沢山食べそうな気がする時などに、この消化酵素のサプリメントを摂取いただければ、胃腸の負担を少なく消化を助けてくれます。
■■パンクレアチン
膵臓にて分泌される、リパーゼ、アミラーゼ、タンパク質分解酵素の3種類の酵素が含まれているベーシックな消化酵素サプリメント。
■■消化フォーミュラ
3つの分野の酵素の他に、胃腸の働きを整えるハーブが配合されております。
■「パンクレアチン」
■「消化フォーミュラ」
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