オムツが取れ、おまるの訓練を受けた後から始まるおねしょ。6才くらいまでのお子様だったら、当たり前と言っていいほど起きますね。いろいろとトレーニングをしてもうまくいかずにガッカリとしても、成長するにつれて自然に治ってしまうケースは多く、大人になってみると懐かしい過去の出来事になります。
おねしょは女の子よりも、男の子の方に起こりがちです。子供は神経構成組織が未発達なために、膀胱の機能がうまく働かない事、また膀胱の構造に異常がある場合が、大きな要因というように考えられています。遺伝的に膀胱が小さい、機能が弱い、そして尿道に炎症が起きている場合もあります。ADD(多動症候群)の場合、そして夕方6時以降に水分を多く摂取してもおねしょの原因となります。
もし食物アレルギーがある場合は、ミルク、チョコレート、炭酸ジュースなどを摂取させるのを止めさせて、膀胱の筋力を強くする作用のある、プロテインのサプリメントを摂取する事をお薦めします。マグネシウムも膀胱の筋力を強くし、尿を放出するケイレンを抑える効果もある事から、おねしょの予防をお手伝いします。また夕方6時以降に水分は多く摂らないようにして下さい。
おうちで出来る簡単な練習は、昼間にお水を飲んでお手洗いをちょっと我慢させてみる事です。忍耐が要りますが、おねしょアラームも、トレーニングには良いようです。下着が濡れるとアラームが鳴るセンサーをつけておくと、そのうちに膀胱が膨らむと目を覚ますようになってくるのですが、最低でも2ヶ月から4ヶ月間の期間を考えてあげて下さい。もっとも眠りの深いお子様には、向いておりません。アラームが鳴り、お子様以外の家族が起きる結末になってしまいます。また睡眠不足もおねしょの原因となりますので、お子様に夜更かしをさせずに早くベッドに寝かしつけましょう。おねしょをした後のお着替えは、お子様の年齢にもよりますが、励ましてあげながら自分で着替えさせましょう。もしお手伝いが必要な場合でも、ブツブツと文句を言ったり、怒ったりしないようしてあげて下さい。
おねしょはご両親にとってだけでなく、お子様にとってもとても恥ずかしくて罪悪感を感じる不快な事なのです。まして大きめのお子様は、赤ちゃんと同様に見られないかととっても心配をしています。また昼間の抑えられている感情、ストレスがおねしょになって表現される事もあるという心理学者もいます。弟や妹が生まれた途端に、おねしょが始まるお子様がいるのもそのせいと言われております。ご両親の反応によって、おねしょを悪化させる場合が非常に多いので、気をつけて下さい。
おねしょは小さいお子様には起って当たり前の症状です。ご両親がご心配な症状が出ていない場合は、特別な治療などは必要はありませんが、6歳を過ぎてもひんぱんおねしょをしたり、また昼間にもおねしょをするようでしたら、膀胱、尿道の機能障害や、精神的にトラブルがある事が考えられますので、お医者様に診てもらうようにしましょう。
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