アメリカのダイエット・ブームの先駆けとして登場した『ガルシニア』ですが、今では日本でもポピュラーになっており、代表的なダイエット成分になっています。
ガルシニアは正式には、「ガルシニア・カンボジア」と呼ばれます。一見、カボチャに似た小ぶりの果実で、インド原住民の間では香辛料として親しまれています。食卓を彩るとともに、民間薬として腸トラブルやリウマチの治療に用いられた歴史もあります。約40年前にさかのぼりますが、ガルシニアの主要な有効成分が、ヒドロキシクエン酸(HCA)であることも分かっています。
エネルギーの源、炭水化物(パスタ、ごはん、パン、イモ類など)を摂ると、消化、吸収、分解されてクエン酸になり、エネルギーを作るもとになります。
しかし、食べ過ぎてエネルギー摂取量が消費量を上回る場合には、クエン酸を経由して、クエン酸リアーゼと呼ばれる酵素の働きで脂肪へ合成され、体内に蓄積され肥満の原因となります。体脂肪蓄積のプロセスをコントロールするこのクエン酸リアーゼの働きを阻害するものこそ、ガルシニアの果皮に含まれるHCAなのです。
研究者の中には、HCA自体が効率的にかつスムーズに、炭水化物をエネルギーとして燃焼させる働きを持つのではないかと推測しています。これによって、よりエネルギッシュに、そして空腹感を感じにくくさせるような嬉しい特典もある、と考えられています。
さらに他の研究によると、HCAにはセロトニンと呼ばれる神経伝達物質のレベルを上げる可能性が高いことが指摘されています。セロトニンは、食欲をコントロールするだけではなく、感情のムードにも大きく関わりますので、HCAをダイエットサポートに選ぶことで、羽目を外して思いっきり食べるような摂食行動を抑えながら、同時にダイエット中のイライラや抑鬱状態を遠ざけることができるという見解もあります。
ガルシニアを摂取する際は、単体で摂るよりも、クロミウムやギムネマなど組み合わせると、より効果的だと最新の調査では発表されました。その一方で、ガルシニアと食物繊維とを一緒に摂ると、食物線維の働きにより腸内でガルシニアのHCA吸収を妨げるので、あまりおすすめではありません。
ダイエット・サポーターとしておなじみのガルシニアも、生態学的な視点から見るとより信頼できる植物だということが分かりますね。
■■「スーパーガルシニア
750mg」
有効成分のHCAヒドロキシクエン酸を2粒中750mgも配合!
■■「メタバーンEF」
4粒あたりガルシニアが2000mg、そのうちHCAは50%を占めています。ガルシニアに加え、クロミウムなど脂肪燃焼効果に重点を置いた人気商品です。
|