「日焼けは健康のシンボル」とは、もう一昔前のこと。地球環境の変化でオゾン層が破壊されつつあり、より多くの太陽光線が地球上に到達するようになった現代では、直射日光に当たりすぎることが健康に影響を及ぼす危険因子と見なされるようになりました。
<<老化とガンを推し進める紫外線!>>
『光老化』という言葉、耳にしたことありませんか? 光老化は、紫外線の影響で起こるシミやシワなどの老化現象を指します。
太陽から放出される光の中で代表的なものが、紫外線です。紫外線の中でも波長の長さによってUVA、UVB、UVC、と分けられます。このうち、UVAとUVBがオゾン層を通過して地球上に到達し、私たちの体に影響を及ぼします。
『光老化』とは別に、もう一つ恐ろしい紫外線の影響が皮膚ガンです。紫外線が表皮中に到達すると、皮膚細胞の中のDNAを傷つけます。私たちの体には酵素などの働きによって傷を負ったDNAを修復する能力が備わっています。しかし、紫外線を浴びつづけているとこの修復能力が低下し、DNAが元のように修復されなかったり、突然変異が生じたりして、ガン化につながるのです。また、紫外線により、皮膚の免疫力も低下するためガン細胞ができやすい環境を作ってしまうのですね。
<<皮膚ガンの種類>>
※基底細胞ガン
皮膚ガンの中でも、大部分を占めています。日本人にも一番多く見られるガンです。表皮の最下層にある基底細胞が悪性化したものです。特に、頭部や首の辺りに発症すると言われます。表面がなめらかな黒褐色の軽い隆起や中心部が陥没して潰瘍になったホクロのようなものが特徴です。皮膚ガンの中でも、治療しやすい種類と見なされています。
※有棘細胞ガン
皮膚だけでなく、粘膜にも影響を与えるガンです。やはり日光にさらされ易い顔や首に多く発症し、うろこ状の小瘤が特徴的です。ガン腫瘍が大きくなるにつれ、お肌の奥深くにも進行するため他の臓器への転移や骨の破壊が考えられます。
※悪性黒色腫
皮膚ガンの中でも発症率は低いのですが、最も危険度の高いガンです。紫外線がお肌に当たるとメラニンが作られ、外からの紫外線の刺激に対抗して、紫外線を吸収・散乱し、紫外線の害が皮膚の中に及ばないような働きをしてくれています。このメラニンを産出しているメラノサイト(色素細胞)が悪性化した腫瘍が「黒色腫」(メラノーマ)と呼ばれています。進行が早いのが特徴的です。
<<紫外線の害からあなたを守る秘密兵器は?>>
日焼け、シミやシワ、皮膚ガンなどを引き起こす直射日光に対して、いくつかの栄養素的改善でお肌のダメージを守り、皮膚ガンのリスクを低下せせることは可能なのです。
※グリーンティー
世界中の研究者達は、緑茶中のポリフェノールが光保護剤の役目を果たし、皮膚細胞の腫瘍形成を抑制する働きがあります。また、紅班のような紫外線による皮膚の炎症を抑える作用も緑茶エキス中に認められています。皮膚ガン防止に緑茶をお茶として飲むにはカフェインが気になりますね。サプリメントでどうぞ。
■■「グリーンティー・エキス」
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※抗酸化物質(ビタミンCとE、カロチノイド)
ビタミンCとE、そして偽薬をつかった実験で、ビタミンCまたはEを摂っている被験者の皮膚細胞は、紫外線による損傷が少ないことが分かりました。また、ビタミンCとEの共同作業で、免疫システムを強化するので、紫外線によって発生した活性酸素からのダメージからも皮膚を守ります。
緑黄色野菜に含まれるカロチノイドも、紫外線による皮膚への損傷を軽減する作用のあることが米国アリゾナ大学の研究班により明らかになりました。また、日焼けによる皮膚の赤みにも効果的だそうです。
ビタミンC、ビタミンE、カロチノイドに共通するのは、抗酸化力です。紫外線によって発生する活性酸素は老化や病気を進めます。この活性酸素にとって苦手な存在が抗酸化物質です。
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