皆さまはご自分の体格指数(BMI)をご存知でしょうか?BMIは、国際的な『肥満』判定の指標です。身長と体重をご存知であれば、BMI値はすぐに計算できます。
((BMI値の算出方法))
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
※例:体重65kg、身長172cmの人は65÷1.72÷1.72=22.0 ですので、BMIは22となります。
女性の理想のBMIは21、男性の理想のBMIは22で、標準体重はBMIが20〜24の範囲内が良いとされています。
いかがですか?ご自分のBMIを計算してみると、意外に標準体重内だったり、肥満気味なことが分かりますね。太り気味か痩せ気味かは、単に外見的な問題だけではありません。太り気味だとさまざまな生活習慣病の併発が危惧されることはご存知ですね。しかし、痩せ気味の方は健康問題など気にしなくてもいいのでしょうか。いいえ、特に痩せ型の男性はガンの発症率が高いことが、先ほどの研究報告によって明らかになりました。
その調査は、厚生労働省研究班の大規模な疫学調査によって行なわれ、米国のガン専門誌に11日までに発表されたものです。
研究班は、40〜60代の男女約9万人を1990年から約10年間に渡り追跡調査を行い、ガンの発症率や死亡率とBMIとの関係を探りました。肥満度が適正から軽い程度を表すBMIが21〜29の男性では、ガンの発症率はほとんど変わらなかったのに対して、BMIが21未満になるとガン発症率の増加傾向が著しかったそうです。
より具体的には、BMIが23〜24.9の男性の発症率を比較すると、BMI19〜20.9の方は14%、BMI14〜18.9の方は29%とそれぞれ発症率が高くなることが分かりました。女性では、こうした傾向は見られませんでした。
肥満度が高いと、糖尿病や高脂血症、高血圧などの頻度が高くなることが知られています。一方、痩せすぎの場合は、その原因はバランスの悪い食生活や不規則な生活習慣にある可能性が高い言われます。「太っていないから大丈夫」ではなく、何ごともバランスが大事になってきますね。また、BMIとともに体脂肪率もセットにして、こまめにご自分の健康状態をチェックすることをおすすめします。
■■「ライス・プロテイン」
身体つくりには良質なタンパク質(プロテイン)が重要です。「ライス・プロテイン」は、ビタミン・ミネラル・食物繊維など体に必要な栄養素が豊富な玄米を原料にしています。お好みの飲み物に混ぜてお召し上がり下さい
|