インド料理でありながら、19世紀半ば以来、日本の食生活に浸透してきた「カレー」。日本だけでなく、おそらく世界中でも最もポピュラーなインド料理の1つになっています。
カレーをよく食べるインド人は米国人に比べ、アルツハイマー病の発症率が4分の1しかないことをご存知でしょうか?
実は、先ほどカレー粉の原材料に欠かせないウコン(ターメリック)の主成分「クルクミン」が、アルツハイマー病の原因となる物質の形成を防ぐ効果のあることが金沢大大学院の研究チームにより判明されました。
アルツハイマー病は、脳内で「アミロイドベータ」という物質が線維状に結びつけられて塊になり、神経細胞に対して毒性を持ち、細胞死を引き起こすことが原因とされています。
研究チームはアミロイドベータを含む溶液にクルクミンを加えたところ、凝集して線維状になるのが大幅に抑えられたことを確認しました。また、すでに繊維化したアミロイドベータを分解する働きもクルクミンに認められました。
アルツハイマー病について、現在では病気の進行を食い止める決定的な治療法はありません。しかし、研究チームも「クルクミンにアルツハイマー病を防ぐ直接の効果があることが分かり、食生活の改善で発症を遅らせられるかもしれない」と話しているように、このたびのクルクミン効果の発見により、新たな治療薬の開発への期待が強まる上、いくつになっても記憶力に不安を覚えず元気でいるための食生活改善に生かされることでしょう。
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ウコンは肝臓の働きを助け、二日酔い予防に役立つだけではなかったのですね!1粒中300mgの秋ウコンエキスにクルクミンが95%濃度で配合されています。
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