マーケティング・データ・バンクが実施した『飲み物総合調査』によると、日本人が一番飲んでいる飲み物は「お茶」になるそうです。食事時や自宅でホッとする時無くてはならないお茶は、コンビニエンスストアや自動販売機でも気軽にペットボトル・缶の形でも手に入るというので車中や移動中、レジャー先でも大人気です。
紅茶の国イギリスから、お茶がもつ意外な作用に関するニュースが届きました。英ニューカッスル大学の科学者チームが、お茶の飲用はアルツハイマー病の予防になる可能性があるとの報告を発表したのです。研究では、身体的に健康な人が定期的にお茶を飲んだ場合、記憶障害の原因となる物質の増加が抑制される可能性があることが分かりました。アルツハイマー病予防の効果は緑茶や紅茶に見られましたが、コーヒーでは顕著な効果は見られませんでした。
研究を率いたエド・オケーロ氏によれば、アルツハイマー病の根本的な治療にはならないとしても、お茶は予防や病状の進行抑制に有効な手段の1つになるかもしれません。毎日何気なくお茶を飲むことによって、知らず知らずのうちにアルツハイマー病が阻止されるならば、これほどいいことはありませんね。
■「グリーンティー・エキス」
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