交通量の多い道路の近くに住むのは、騒音や排気ガスが気になります。運転する側も、渋滞にはまればストレスになるでしょうし、長時間運転するのはあまり健康的にも良くないといわれます。しかし、先ほど発表された研究で、長時間の運転のストレスよりも、走る車が吐き出す有毒ガスのほうが危険だという警笛が鳴らされました。排気ガスには、ぜん息やアレルギー、花粉症の原因となる物質が混ざっているといわれますし、また新たに心臓発作の引き金にもなりうることが判明したのです。
この排気ガスが、心臓発作を引き起こしうると発表したのはドイツのノイエルブルクにある「GSF環境健康研究センター」の医師たちです。医師たちは、心臓発作を起こした患者700名を対象に、発作を起こした1時間前はどこで、何をしていたのかを調べたところ、道路で車を運転していたという答えが、道路以外の場所にいた、という答えの3倍にも上っていたそうです。つまり、車の排気ガスが原因で心臓発作を引き起こす割合が、高まることがわかったのです。
自動車の排気ガスは、環境だけでなく、私たちのカラダにも有害なのですね。大量の排気ガスが出される地域にお住まいの方は特に注意が必要のようです。
■「アルティメット・呼吸器クレンズ」
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