ダイエットがなかなか成功しないと嘆いている方は、食生活の内容を見直すと同時に、睡眠時間をきちんと確保することにも気を配ることが重要なようです。
米コロンビア大の研究グループは、「睡眠不足は肥満を引き起こす」と米政府の健康栄養調査のデータをもとに研究結果をまとめました。研究グループによると、７〜９時間の十分な睡眠を取る人と比較して、睡眠時間が４時間以下の人は肥満になる率は７３％も高いとのことでした。睡眠時間が５時間の場合では５０％、６時間睡眠でも２３％と肥満になる確率は高くなることも分かりました。
起きている時間が長いと、お腹が空くのは当然です。しかし、つい口寂しいのがこらえ切れず、消費カロリー以上に摂取カロリーが多くなれば、それだけ肥満度は高くなることを忘れてはいけません。調査を行なった研究グループは、「進化の過程で、人間は夜が短く食物が豊富な夏の間に栄養を蓄え、夜が長い冬に備えようとする。睡眠不足になると、体が夏と認識して食欲を増進させ、脂肪を蓄積しやすくなっているのではないか」と推測しています。
これからの季節、ますます気温は下がり、日照時間も短くなってきます。そうすると、外出や運動も億劫になりがちです。そして、クリスマスや忘年会などのイベントで、高カロリーメニューとアルコール摂取が重なりますので、ますます太りやすい環境が出来上がってきます。睡眠と食事は、健康の基本であり、どちらもストレスを和らげる働きもあります。十分な睡眠時間とバランスの取れた食事で、ますます元気な毎日を迎えましょう！
■「ナイトタイムフォーミュラ」
■「コルチスリム」
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