ブルーベリーといえば、ジャムやヨーグルトソースでおなじみのフルーツですね。最近のブルーベリー人気を支えているのは、その甘酸っぱさだけではなく、豊富に含有される青色色素アントシアニンが目に対して素晴らしい働きをもつおかげだといわれています。パソコンを使用するデスクワークの多い方、日頃車の運転や読書、勉強、テレビを見る機会の多い方は、ブルーベリー配合のサプリメントを手元に常備している方もいるでしょう。
そのブルーベリーに、コレステロール値を下げる働きがあることが新たにわかりました。今回注目されたのは、ブルーベリーに含まれる「テロスティールビーン」という成分です。ラットを用いた動物実験から、テロスティールビーンによって悪玉コレステロールの低下作用が確認されただけでなく、従来のコレステロール低下薬の投与時に見られる吐き気や筋肉痛といった副作用がまったくないばかりか、同程度の働きが確認できたとのことです。
ブルーベリーは、フルーツや野菜の中でも抗酸化力がずば抜けて強力だといわれます。アントシアニンをはじめ、フラボノイドやプロアントシアニジンといったポリフェノールが豊富に含有されており、老化防止や血液サラサラ効果など願ってもない効能をもつ、まさに「万能フルーツ」だったのですね。
■「ビルベリー・エキス」
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