商談の最中や、親しい人同士とのおしゃべりで意外に気になるのが『口臭』です。気にしている方は、毎食後の歯磨きやマウスウォッシュで常に口の中を清潔に保つよう努めていると思います。口臭予防にミントガムや清涼カプセルがなくては、会話に集中できないという方もいると思いますが、それでも口臭が気になるという時は、無糖のヨーグルトを試してはいかがでしょうか?
ボランティア24人を対象にした6週間の試験の結果、毎日2回ヨーグルト(90g)を食べると口臭の原因となる硫化水素レベルが低下するとわかりました。
また、ヨーグルトおよびチーズ、野菜の酢漬けなど乳酸菌などを含有する食品を一切食べなかった時よりも、ヨーグルトを1日2回食べたときの方が歯垢や歯肉炎の発生率も低下していました。この結果を踏まえて、共同研究を行った鶴見大学(横浜市)微生物学の前田伸子教授は、ヨーグルトが口腔の健康に役立つと指摘しました。
今回、試験用に用意されたヨーグルトは、普通一般に市販されているヨーグルトと菌種が若干異なるとのことですが、ヨーグルトに数多くの健康的な細菌が入っていることには間違いありません。これらの善玉菌こそ、口臭の原因となる口腔内の悪臭物質を減少させる正体ではないかと考えられているのです。
そもそも、『口臭』の原因は、腸内で発生した有害なガスが原因です。このガスは、腸内の悪玉菌によって増えるのです。悪玉菌から作られた有害ガスは、血液によって全身に運ばれ、肺で二酸化酸素とともに呼気として体外に排出されて『口臭』になるのですね。
1日2回の無糖ヨーグルトの恩恵は、口臭予防だけに留まりません。便秘や下痢の症状を改善するほか、大腸ガン予防にも。肌荒れが気になる方もお試し下さい。
■「FOS フラクトオリゴ糖」
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