【野菜や果物をたくさん摂ったとしても、大腸ガンになるリスクを下げることにつながらない。】これまでの常識を覆すような内容の研究結果が、厚生労働省の研究班による大規模な疫学調査で明らかになりました。
全国の40〜60代の男女約9万人を対象にアンケートを実施し、野菜や果物の摂取量別にそれぞれ4グループに分けて約10年間追跡したところ、参加者中705名が大腸ガンにかかっていました。グループ別に大腸ガンの発生率を見ると、野菜を最も多くとるグループと、最も少ないグループの大腸ガンにかかる危険率に大差は認められず、大腸ガンを結腸ガンと直腸ガンに分けて調べても差がないことが分かったのです。
今までは、肉類中心の欧米型食生活と大腸ガン発生とのあいだに密接な関係性があるとの見方が定説でした。そのため、抗酸化物質やビタミン、ミネラル、ポリフェノールが豊富な野菜や果物をたくさん食べると、従来は大腸ガン予防に効果があると考えられていたのです。今回の調査や欧米で行われた最近の研究を踏まえ、専門家は「野菜や果物は大腸ガンに効果はないとまでは言い切れないが、予防には検診を受けることと運動不足の解消、そしてアルコールの飲みすぎに注意する必要がある」と言っています。しかし、そうは言っても胃ガンなどその他多くの病気予防にとって、野菜や果物の摂取は重要なことには変わりはありません。野菜や果物が豊富な食生活が全般的な健康増進のために欠かせないということは、やはり覆されない事実のようです。
それでは、野菜や果物に頼れない大腸ガンに関しては、何を摂ると良いのでしょうか?その答は、ずばり『善玉菌』と『食物繊維』です。腸内の環境を整える『善玉菌』と、日本人の食事の中で最近急激に摂取量が減ってしまっている『食物繊維』を毎日の食事から積極的に補ってこそ、大腸ガン予防対策が万全になるのではないでしょうか。
■「GR−8 フィルス」
■「アルティメット・クレンズ」
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