最近、ポリフェノール入り飲料が非常に人気ですよね。赤ワイン、ココア、コーヒー、グアバなど等
でもポリフェノールって何?なんでしょう。
◆ポリフェノールとは◆
亀の甲のような環状の炭素骨格に水酸基という部分が2つ以上くっついた分子構造を持つ化学物質の総称です。
ただこの意味では身体に良くない物も含まれますが、現在話題になっているのは食品中の成分です。
食品だけを見ても・・・
フラボン
フラボノール
フラバノン
カテキン } フラボノイド系
アントシアニン
イソフラボン
タンニン
リグナン } 非フラボノイド系
クルクミン
など など など
フラボノイド類だけで4000種類以上あると言われています。
かつては健康や栄養とあまり関係ないと考えれれてきたポリフェノールですが、身体に良い食品成分として名をあげたきっかけとなった一つが赤ワインと動脈硬化の関係です。
動脈硬化は血中の悪玉コレステロールが増えたり、酸化すると起きやすくなります。
ところが・・・フランス人は他の欧米諸国並に肉を良く食べるわりに動脈硬化が少ないのです。
その理由は・・・
フランス人の愛飲する赤ワインにありました。
その成分のポリフェノールに悪玉コレステロールの参加を防ぐ抗酸化作用があることが90年代前半に各種の実験で確かめられ、人気を博した事は皆さんも記憶にあるところではないでしょうか。
さて日本人になじみの深いポリフェノールはなんといっても緑茶成分のカテキンではないでしょうか?
このカテキンですが、摂取すると認知障害になりにくい傾向があるということがわかってきました。
記憶力が衰えるなどの認知障害は、脳の神経細胞が活性酸素などで傷つくことが原因の一つと考えられています。
今回東北大大学院医学系研究科の調査によると緑茶に含まれるカテキンに、活性酸素の働きを抑えたり神経細胞が傷つくのを防いだりする働きのあることが人間を対象とした効果が裏付けられたということです。
その調査によると緑茶を1日2杯以上飲む人は、飲まない人に比べ、認知障害になっている割合が半分以下だったということです。
最近人気のポリフェノール、今後さらに面白い効果が発見されそうですね。
■「マカ 500mg」
■「グリーンティー・エキス」
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