ビフィズス菌など私達の健康を守ってくれる微生物を「善玉菌」と呼びます。
菌と聞くと私たちの体に害があるのでは・・・なんて思う方もいるかもしれませんが、これは私たちの健康を守る大切な菌なのです。
英語では「Friendly Bacteria(友好的なバクテリア)」とも呼ばれており、成人病、感染症予防、免疫力の強化、消化吸収のサポート、便秘予防、そして美肌にまで実に幅広く役に立ってくれるのです。
いろいろな種類の善玉菌がありますが、特に有名なのはアシドフィルス菌、ビフィズス菌ですね。
この菌たちは、乳酸、過酸化水素そして酢酸を産出して、腸内を酸性に保っておいてくれるのです。私たちにとって有害な大腸菌、ウエルシュ菌、ブドウ球菌などはアルカリ性の腸内が大好きなので、腸内を酸性に保っておくのは、健康にはとても大事な事なのです。
その上に善玉菌は、悪い微生物を殺す働きのある「バクテリオン」という物質を産出してくれます。悪い菌を弱らせてどんどん退治してくれるのです。
また善玉菌の中でもアシドフィルス菌は、多くの女性が悩んでいる「ガンジダ膣炎」にも有効と言われています。原因の真菌というカビの繁殖を抑える作用もある事から女性の味方の善玉菌と言ってもよいでしょう!
●こんな時にも善玉菌●
<下痢の時などは多く善玉菌を摂取して下さい。>
下痢の時には体に必要な善玉菌もどんどんと外に流してしまいますので、普段はかからないような病気に感染しやすくなっております。善玉菌は、腸の働きを整えて感染にかかる事を予防してくれます。
「旅行者下痢症」という、旅行に出て下痢になる症状の原因は、飲み水や熱を加えていない食物にバクテリアが混入しているのが原因の場合が多いようです。この症状の予防・改善にもこんな時にも善玉菌は効果的です。(清潔好きの日本人は特に免疫力が弱く、欧米人よりもバクテリア・雑菌に対しての抵抗力が弱いとの事です。)
<抗生物質の服用中にも善玉菌を!>
感染症にかかってしまい、抗生物質を服用した場合も、要注意です。抗生物質は、バクテリア、ウイルスを殺すだけではなく、大事な善玉菌をも殺してしまいます。
善玉菌を補ってあげないと、他の病気にかかる心配もありますので、積極的に善玉菌を補給してあげてください。
<消化吸収にも大切な善玉菌>
もちろん消化吸収にも、善玉菌は大活躍します。善玉菌は消化酵素の分泌をサポートします。
たとえば・・・
★アシドフィルス菌⇒牛乳に含まれる乳糖を分解するラクターゼ酵素の素となります。
★フラクトオリゴ糖(FOS)⇒菊芋、バナナ、たまねぎ、トマトなどに含まれていてコレステロール、血糖値を下げて、またカルシウムの吸収を助けますので、成人病が気になる年齢の方にはおすすめの成分です。
善玉菌は、醗酵した食物に多く含まれており、特にヨーグルトが代表的な食物です。
でも調理の仕方によって、善玉菌は死んでしまいます。せっかく召し上がる場合は、生きている善玉菌の食物を選んでください。美味しくても、フローズンヨーグルトなどには、まず生きた善玉菌はいませんのでご注意下さい!
■「善玉菌ローテリ(プロバイオティクス)」
■「GR-8 善玉菌ミックス(プロバイオティクス)」
■「善玉菌チュアブル(プロバイオティクス)」
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