「アクリルアミド」という物質をご存知でしょうか?
炭水化物を多く含む食品に、熱などを加えて加工すると
増えてしまうといわれている物質です。
とくに害が無く、味が良くなるのなら増殖してもいいのですが
「アクリルアミド」は、ガンの発生に関係のあるものとして、
その削減が勧められている物質なのです。
実際にいくつかの動物実験が行われ、デンマークの大学では
「アクリルアミド」とヒトの胸部ガンについて、
「直接関連性がある」と報告する見識者もいます。
■アクリルアミドって何?
アクリルアミドとは、合成樹脂などの合成原料、水処理剤、
土壌凝固剤、化粧品などに使われる化学物質です。
2002年にスウェーデンで初めて食品にも含まれることが
発表されました。
炭水化物を多く含む食品を120度以上の温度で焼いたり、
揚げたりする時に生成されます。
パンやポテトチップス、フライドポテトやビスケットなどに
見られます。
■アクリルアミドを減らすための研究
5年以上にわたり、食品中のアクリルアミド量を減らすための
研究プロジェクトが行われています。
デンマークの産学協同研究では、さまざまな方法で
検査されているそうです。
■増やすのは熱だけではありません!
アクリルアミドを増殖させるのは、熱だけではないことが判明しています。
調理の時間、pH(ペーハー)度、含有水分量、食品に含まれる
アスパラギン酸や糖分量などがアクリルアミドの生成に
関わっているということです。
■ローズマリーが「アクリルアミド」減少に役立つ!
ハーブの1種、ローズマリーを焼く前のパン生地にいれたところ、
加えていないパンに比べてアクリルアミド量が60%減少したそうです。
生地に対して1%ほどのローズマリー量で、
顕著な結果がでたことが報告されています。
ローズマリーには、ローズマリー特有の抗酸化物質が含まれています。
この抗酸化物質がアクリルアミドの減少に一役買っていると
期待されているのです。
また、ローズマリーに限らず野菜やチョコレート、
お茶などに含まれるフラボノイド類(抗酸化物質)でも
「アクリルアミド」の量を減らすことができたのだそうです。
■食品の抗酸化
抗酸化物質は、フリーラジカルの生成を阻害するものです。
私たちの体内でのフリーラジカルの影響は知られていますが、
食品中でも影響があるようです。
調理中にフリーラジカルが形成されると、それが「アクリルアミド」を
作り出してしまうのです。
私の好きな料理にベイクドポテトがあります。
軽く塩を振りバターを添えてローズマリーを散らしたポテトは、
ビールにも、ステーキなどの付けあわせにも抜群♪
おいしいだけではなく、健康にも気を配った料理になっているんですね。
これからも、炭水化物を使う料理のときはローズマリーを
多用してみようかなと思います。
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サプリとして、ローズマリーを手軽に毎日摂ってみるのもおすすめです。
抗酸化パワーが高く、ハンガリーの女王は「ローズマリー水」で
えらく若返ったという逸話もあるほど。
そして、最近ではローズマリーに含まれるカルノシン酸が脳の健康を
守ってくれるということで大人気となっています。
◆ローズマリー ※冴えと健康をサポートします!目覚めもスッキリ!
◆ローズマリーリーフティー ※お茶としてだけではなく、シチューの香り付けに使ってもいいかも!
◆アルファリポ酸 + ローズマリー ※人気のアルファリポ酸にローズマリーが入って、ダブルアクションで
フリーラジカルと戦います!
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